カリンの素材としての活かし方

カリンの果肉は石細胞が多いため粗くて硬くなっています。加えて強い苦味があるため生食には適しませんが、シロップや果実酒に加工され、薬用としても利用されます。
カリンの薬効としては咳や痰を鎮める効果が期待されています。カリンに含まれるアミグダリンがこのような薬効を有します。カリンの種の中の仁に多いエムルシン(酵素)がアミグダリンを分解して青酸配糖体から青酸(シアン化水素)を生成してしまいます。
特に熟していないカリンを用いる場合は種を除去するか傷をつけないようにしなければいけません。カリンの使用方法としては、果肉を食べるというよりは主にエキス分を利用します。
収穫後の貯蔵時間が長くなると、表皮に油脂の出が増えてしまいます。

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